【2021年】パソコン買うならどうやって選ぶ?【初心者向け】

2021.10.07
15分で読了
パソコン初心者向け選び方

概要

パソコンを購入するにあたって、まず何をしたいのか決める必要があります。ネットサーフィン、ドキュメント作成(Word, Excelなど)、Youtube視聴、動画編集、プログラミング、ゲームとより高い性能が求められてきます。この記事では、パソコンの主要な部品の役割や、ノートパソコンの選び方まで繋げていきたいと思います。

私のMacBook

私のMacBook

CPU、メモリ、データ保存の役割と重要性

【CPU】

パソコンの頭脳と言われており、各プロセスを処理しています。

プロセスとは、私達がパソコンでやりたい作業です。例えばブラウザで何か調べ物をしたり、動画をみたり、ゲームしたりなどがこれにあたります。この作業を効率的、並行的に処理してくれるものがCPUです。

有名なCPUだとIntel製、AMD製とApple製に分けられます。

  • • Intel製は、Core系、Celeron系 、Pentium系
  • • AMD製は、Ryzen系
  • • Apple製は、M1チップなど

Intel製だとCore i3 > i5 > i7といった順に数値が高いほうがより性能が良いと言われています。発売された世代も関係しますが、最近のものを選ぶようにすると失敗は少ないです。

AMD製も同じように、Ryzen 3 > 5 > 7と性能が良いです。パソコンを自作するようなら、Ryzen系の性能と価格がよく、コスパが良いといわれています。

Apple製のM1チップは、2020年11月に発表され、「省電力シリコンとしては世界最速のCPUコア」「ワット当たりのCPU性能は世界最高」とうたわれています。実際に性能が良い結果が出ています。

※現在、M1チップが搭載されている機種は以下になります。

  • • MacBook Air (M1, 2020)
  • • MacBook Pro (13-inch, M1, 2020)
  • • Mac mini (M1, 2020)
  • • iMac (M1, 2021)
  • • 11インチiPad Pro (第3世代), 12.9インチiPad Pro (第5世代)

wikipediaより

【メモリ】

メモリは、プロセスを処理するための領域です。

例えると作業デスクです。この作業デスクがせまいと少しずつしか作業できないですが、広ければ広いほど、よりたくさんのタスクがこなせると思います。これがメモリの役割です。

メモリには「DDR」「DDR2」「DDR3」「DDR4」があり、「DDR3」「DDR4」はピンの数が異なっているので、パソコンによって確認する必要があるでしょう。(別記事参照)

【データの保存】

データの保存は、写真やドキュメントなどのデータを保存する領域です。

一般には、HDDとSSDの2種類あります。

特徴

  • • HDDは、容量に対する価格が安いです。昔より使われており、たくさんのデータを保存するのに向いています。
  • • SSDは、読み書きの速度がとても早いです。その分HDDより高価になってきます。データの呼び出し、書き込みが早いので、パソコンの起動スピードなど爆速になります。

デスクトップパソコンでよくある使い方は、HDDとSSDの2つを取り付けし、OSはSSDに保存しておき、永続的に保存するデータ(写真など)はHDDに保存するなどよく見られます。ノートパソコンだと、サイズ的に片方だけ取り付けられるので、SSD一択となります。

実際に何を目安に選べばよいのか

CPU:Core i3、Ryzen3、M1以上
メモリ:8GB以上
SSD:256GB以上

上記を目安としていただくと、動画編集まで動作できるレベルに達します。いずれの部品も後から交換すれば良いのでは?と思いますが、CPUに関しては後から交換するのが難しいので、最初からより良いものを選んだほうが失敗が少ないです。

ノートパソコンにもよりますが、メモリ、SSDは交換が可能になっています。ハイスペックなゲームは、別途グラフィックボードの選定が必要となるので、普通のノートパソコンでは厳しいです。プレイしたい場合は、ゲーミングノートパソコンも視野に入れる必要があります。

最近のノートパソコンの動向

最近のノートパソコンで台頭しているのは、SurfaceとMac、Chromebookだと思います。今回はこの3つを比較していきたいと思います。

【Surface Laptop Go】

Surface Laptop Goが一番有力となります。マイクロソフト公式サイトで見積もりすると¥133,264でした。

Surface Laptop Go

Office365付き、延長保証なし にしています

Office365の12か月のサブスク契約を一緒に申し込むと、¥12,984 → ¥6,984で ¥6,000割引されました。Microsoft Officeの有無は後述します。

【MacBook Air】

以前のAirはパワー不足でしたが、CPUがM1チップになったことにより性能が上がり、さらに価格が抑えられたMacBook Airが有力です。Apple公式サイトで見積もりすると¥115,280でした。

MacBook Air

AppleCareは加入していません

M1チップであれば、高性能で動画編集まで問題なく使えるようです。

MacでMicrosoft Officeを使うのであれば、別途購入する必要があります。2020年頃、仕事で使っていましたが、Macで保存したExcelを、Windowsで開いたとき、図形のレイアウトが崩れていたり、拡大表示になっていたりしました。最新版だとそういったことはないかもしれないですが、気にしておく必要があります。

【Chromebook】

Chromebookは現在多くの企業で採用が進んでおり、低価格で導入が可能です。こちらもGoogle公式サイトで確認してみました。HP、Acer、Lenovo、ASUSといった有名メーカーが参入しています。

一番低価格だとLenovo Chromebook S330で¥23,848でした。

PC: Lenovo Chromebook S330

CPU: Mediatek MT8173C

メモリ: 4GB

SSD: 32GB

Chromebookは基本的にPC内にデータの保存はせず、Googleのクラウド上に保存する思想なので、SSDの容量が少ないのが特徴です。そのため価格も抑えられています。

まとめ

①軽いことしかしない

Chromebookがオススメ

ネットサーフィン、ドキュメント作成、動画視聴あたりなら十分な機能だと思います。実際に私も使っています。調べものやドキュメント作成、Youtubeの視聴をメインとしています。さっと持ち運べて、さっと作業でき、さらに寝ながらみれるので、とても軽快です。

②動画編集、プログラミング、ちょっとしたゲームまでやりたい

MacBook Airがオススメ

「Surface Laptop Go」も良いのですが、Microsoft Officeのしがらみが強いので、MacBook Airとさせていただきました

Office365のサブスク契約はやはり負担が大きいと思います。ただ、自動サブスク更新はなく、常に最新バージョンにアップデートされているので、使い勝手、セキュリティの面では安心して使用できるメリットはあります。

私の場合は、買い切り版(永続ライセンス)を購入し、使用するPCにインストールしています。複数インストールに関しては、条件がありますので注意してください。買い切り版は最近「Office 2021」が発売され、価格は¥32,780となっています。

以下は、office2010の条項です。

●パッケージ版でインストールできる台数について
両方のパソコンがデスクトップ機や携帯使用のものではない場合、PCが自分のものではないような場合や、Officeがプリインストール版などパッケージ製品版ではない場合にはNGで1ソフト/1台のみになります。
PCに付属のプリインストール版(OEM版)は、そのPCの一部として扱われるため、そのPCでのみ使用可能となっていますので、別のPCでも使用したい場合には、別途Officeの購入が必要になります。

上記を要約すると、メインPCと携帯するPCに入れることができますので、合計2台まではOK

最近では、Googleの機能も力をいれているので、提供されている機能を使えば、Microsoft Officeを使用しなくても大丈夫です。Excelは、スプレッドシート。Wordは、ドキュメントで代用ができますので、脱Microsoft Officeしても良いと思います。

しかしながら、MacにもOfficeをいれることができます。買い切り版だと、¥37,800(少し高い)となっていますので、別途導入することも可能です。