ワンダースワンのUSB電源化(自作)

2022.01.23
25分で読了
ワンダースワンUSB電源電子工作

概要

近頃、レトロゲーム機のIPS液晶化が進んでいます。 IPS液晶は、視野角が広く、斜めから見ても色や輝度の変化が少ないという特徴がありますが、消費電力も多くなります。 そこで今回はUSB接続で常時電源供給して、電池を使わないで遊べるようにします。

レトロゲームの代表、ワンダースワンカラーのUSB電源化を進めていきます。

完成図

完成図

ワンダースワンカラー仕様

ワンダースワンカラー

仕様

  • • 単三電池: 1個 (1.5V 最大1A出力)駆動
  • • すでにIPS液晶に交換しています。(交換方法はまた別記事でまとめます)

用意するもの

Amazonで揃えることができます

  • • USBマイクロBケーブル
  • • DC-DC降圧コンバータ
  • • マイクロUSBメス
  • • 半田ごて
  • • ハンダワイヤー
  • • 耐熱ビニル絶縁電線 1.5mm
  • • テスター
  • • グルーガン
  • • クリップ
  • • ガチャ玉
  • • プラ板

おすすめ商品

DC-DC降圧コンバータ

効率的な電圧変換が可能

マイクロUSBメス

接続部分の取り付け用

出来る限りの低予算で組んでいきます

手順

1.プラ板をカットしてベースを作成します

100均のプラ板を使用します。横幅7.5cmくらいでカットします。

2.降圧コンバータとマイクロUSBメスを結線します

降圧コンバータは、USBの5Vを1.4Vに変換します。
用意した降圧コンバータと、マイクロUSBメスを結線します。結線方法は、購入した降圧コンバータのデータシートを確認してください
電圧の調整は、降圧コンバータの青い抵抗を回して調整できます。

結線作業

3.USB接続して1.4V出力になるように降圧コンバータの抵抗を調整します

4.ワンダースワンとの接続端子を結線します

クリップにガチャ玉をかませてワンダースワンと接続するための端子を作ります。

接続端子の作成

5.テスト

合体させたプラ板をワンダースワンの電池パック部分に取り付けます。

テスト作業

6.完成

USBと接続しながら、スイッチONにして動作を確認します

完成

まとめ

ワンダースワンのUSB電源化完了

電子工作

降圧コンバータとUSBマイクロメスの活用

コストパフォーマンス

安価にUSB電源化を実現

レトロゲーム

電源問題を解決して快適にプレイ

重要なポイント

既製品の降圧コンバータとUSBマイクロメスを使うことにより、安価にUSB電源化ができました。
USBのACアダプタは最大出力2Aほど出るものがあれば動作安定すると思いますので、
難易度は低いですので、ぜひ自作してみてください!

レトロゲームの電源問題を解決して、快適にプレイしましょう!

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